シリコン入りの見分け方
2001年8月24日本筋とは何にも関係ない些細なトコロばかりに気がいってしまう。そんな事ってありませんか?僕はそんな事ばかりです。
例えば、映画のワンシーンの本筋とはまったく関係ない食事シーンで「お、このオカズめっちゃ美味そーじゃん!なんちゅー食べ物なんだろー?」ってな具合に。だから”百匹くらいのカエルが何の理由もなく襲って来る”ような、何にも考えなくていい映画が大好きだったりします。「お、今カエルが喰いついてるブロンド娘、美味そーじゃん!」なんて。
学生時代、友達のNクンと新宿歌舞伎町を歩いてました。このNクンという人は、新聞の勧誘員と掴み合いのケンカをしたり、元暴走族のヘッドだったらしい運送屋の兄チャンをキレさせたりと、やたらにストリートファイトが大好きな人です。
一方、歌舞伎町といえば日本で一番危ない町ですよ!とある知り合いは、歌舞伎町のチンチンナメナメ店でプレイしたあと8万円も請求され、抗議をしたら「テメェ……ここは歌舞伎町やぞォ!」と言われてしまい、ミョーに納得してしまい払ったそうです。そんな「ノビ太のクセに生意気な!」というセリフかのような理不尽な脅し文句が似合う町・歌舞伎町を、ストリートファイターNクンと歩いていたのです。何も起らないハズがありません。起きましたよ、事件が。
Nクンの肩と、あちらから歩いてきたみるからに「ベスト”竜二って名前が似合う”ニスト」な人の肩がかなり強い接触事故を起こしてしまったのです。「チッ!」と舌打ちをしたベスト竜二ニストに向かって、頭がとってもザンギエフなNクンは、あろうことか思いっきりガンたれてしまったのです。大阪風に言うとメンチきったってヤツです。強いです。本職は。Nクンはあっという間に馬乗りされてボコボコ殴られてます。
一方僕はというと、肩同士が衝突事故を起こした瞬間に「Nクンの友達」から「通りすがりの一般市民」に変身してたので大丈夫でしたが。その変身っぷりといったら我ながら素早かったですよ。もちろんスーパーマンを意識して電話ボックスを間に入れての変身でしたが。ケンカというモノはヤってるうちにヒートアップするモノです。竜二ニストは「コラァ〜!オォ?コラァ〜!!」と奇声を上げながら既に我を見失ってます。そのウチ殴るだけでは飽き足らなくなってきたらしく、なんとNクンの服を脱がしはじめたではありませんか!Nクンはもう「一人でできるモン」な年齢なのに、丁寧に一枚一枚服をひっぺがしてあげてます。パンツを残して服を全部剥ぎ取った竜二ニストは、最後の仕上げとばかりにNクンのくつを脱がせて放り投げました。大空を舞ったあと、逆さまになって着地したNクンのくつを見て僕は思いました。
「あぁ、明日は雨か」
本筋とは何にも関係ない些細なトコロばかりに気がいってしまう。僕はいつもそんなカンジですよ。まったく。
例えば、映画のワンシーンの本筋とはまったく関係ない食事シーンで「お、このオカズめっちゃ美味そーじゃん!なんちゅー食べ物なんだろー?」ってな具合に。だから”百匹くらいのカエルが何の理由もなく襲って来る”ような、何にも考えなくていい映画が大好きだったりします。「お、今カエルが喰いついてるブロンド娘、美味そーじゃん!」なんて。
学生時代、友達のNクンと新宿歌舞伎町を歩いてました。このNクンという人は、新聞の勧誘員と掴み合いのケンカをしたり、元暴走族のヘッドだったらしい運送屋の兄チャンをキレさせたりと、やたらにストリートファイトが大好きな人です。
一方、歌舞伎町といえば日本で一番危ない町ですよ!とある知り合いは、歌舞伎町のチンチンナメナメ店でプレイしたあと8万円も請求され、抗議をしたら「テメェ……ここは歌舞伎町やぞォ!」と言われてしまい、ミョーに納得してしまい払ったそうです。そんな「ノビ太のクセに生意気な!」というセリフかのような理不尽な脅し文句が似合う町・歌舞伎町を、ストリートファイターNクンと歩いていたのです。何も起らないハズがありません。起きましたよ、事件が。
Nクンの肩と、あちらから歩いてきたみるからに「ベスト”竜二って名前が似合う”ニスト」な人の肩がかなり強い接触事故を起こしてしまったのです。「チッ!」と舌打ちをしたベスト竜二ニストに向かって、頭がとってもザンギエフなNクンは、あろうことか思いっきりガンたれてしまったのです。大阪風に言うとメンチきったってヤツです。強いです。本職は。Nクンはあっという間に馬乗りされてボコボコ殴られてます。
一方僕はというと、肩同士が衝突事故を起こした瞬間に「Nクンの友達」から「通りすがりの一般市民」に変身してたので大丈夫でしたが。その変身っぷりといったら我ながら素早かったですよ。もちろんスーパーマンを意識して電話ボックスを間に入れての変身でしたが。ケンカというモノはヤってるうちにヒートアップするモノです。竜二ニストは「コラァ〜!オォ?コラァ〜!!」と奇声を上げながら既に我を見失ってます。そのウチ殴るだけでは飽き足らなくなってきたらしく、なんとNクンの服を脱がしはじめたではありませんか!Nクンはもう「一人でできるモン」な年齢なのに、丁寧に一枚一枚服をひっぺがしてあげてます。パンツを残して服を全部剥ぎ取った竜二ニストは、最後の仕上げとばかりにNクンのくつを脱がせて放り投げました。大空を舞ったあと、逆さまになって着地したNクンのくつを見て僕は思いました。
「あぁ、明日は雨か」
本筋とは何にも関係ない些細なトコロばかりに気がいってしまう。僕はいつもそんなカンジですよ。まったく。
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